カテゴリー「考えたこと感じたこと」の記事

マイケル、うつくしい人

ANVIL!を観すぎて(7回!)マイケルを観るのを忘れそうになり、

あわててチケットをとり、観にいってきました。

Michael

.

←記念に買ったマイケルの缶バッジ

.

新宿ピカデリー、

すごい久しぶりに行ったけど、

すごいきれいになってた。

ネットでチケット予約もできるし。

ANVIL!とはまた全然ちがった感動ですが、泣きました。

(涙の量は、アンヴィルのほうが10倍くらい多かったけど)

.

もしマイケルが生きていたら実現していたはずの

ロンドンでのコンサートのリハーサル風景や

コンサートで使われるはずだったスペクタクル映像など、

貴重な貴重なメイキング映像を編集したもので、

それだけでも価値のあるものだとおもいますが、

.

世界中からオーディションで選ばれた一流のダンサーや、

マイケルの欲しい音を忠実に作り出せる一流のミュージシャン、

一流の照明、一流の映像、一流の音響、一流の舞台装置、

一流の衣装、一流の特殊メイク・・・・・

.

世界中の一流の才能が集まって、

サイコーの舞台を作ろうとしているその様子は、

想像以上に穏やかで・・・

そこに感動した。

.

一緒に舞台をつくっている仲間を、

みんながお互いにリスぺクトし、お互いに好きで、

っていうのが伝わってきて。

.

マイケルを筆頭に、みんな、態度が穏やか。

そして、言葉づかいが綺麗。

.

PleaseとかGod bless youとかI love youとか、

そういう肯定的な言葉で会話していて品がよい。

.

マイケルは、決して声を荒げることはなく、

慎重に、スタッフとコミュニケーションをとってた。

.

舞台は、もうすごいスケールで、圧倒的なエンターテイメントで、

私も観に行きたかった!!!

日本の新木場で行われていた、マイケルと生写真が撮れるとかいう、

チケット10万円のへなちょことなイベントなんかに比べると、

やはり、これだけのレベルのものがロンドンで上演されるって、

やはり文化レベルの違いを感じてしまう。

.

あとは、本番を待つだけ、というところまで行ってたことを知ると、

関わった人たちやファンは本当にやりきれないだろう、

この映画を観るのもつらいかもしれない。

.

マイケルの、サイコーのものを作ろうとする静かな情熱

そして、それをただただ実現するために、合理的に、冷静に、

やるべきことを淡々とやる姿勢に、

マイケルの人としての美しさ、品の良さをみた。

.

そして、マイケルのもう一つの功績は、

マイケルの次世代の才能をインスパイアし、開花させたってこと。

.

子どものころマイケルの音楽に出会い、

音楽やダンスに目覚めた人は数えきれない。

そのなかから一流になった人たちが、

テレビやレコードでマイケルに出会った10年後、20年後、

マイケルのステージを支える人材になっているのだ。

.

帰って、マイケルのMEMORIAL SERVICEの動画をいっぱい観て、

あらためてマイケルを偲びました。

アッシャー、マライヤキャリー、スティービーワンダー、ジェニファーハドソン・・・

We are the world は、This is it でもコーラスをつとめた

アジア系の女性シンガーがメインで歌っていて、

それも感慨深かった。

そして、やっぱりジャクソンファミリー・・・・・

.

マイケルには、ちゃんと暖かいファミリーがいたんだと、

最後のお別れで感じることができて、よかった・・・

5歳から舞台にたってたマイケル、

キャリア45年・・・。

そう考えると、ANVIL!の30年っていうのは、まだまだ、

っていう見方もできるね。

|

旧友との再会と発見

105

今日は、大学の学部時代の旧友と、

西荻昼市へ!!

大学を卒業したのが96年、

あれから13年・・・

それぞれ子どもができて、

親になったのをきっかけに 久々に連絡を取り始めたんだけど、

今回、みんなで集まって、 ほんとに楽しかったーー。

.

一人は、中野学而くんといって、

学生時代は、ずーーーーーっとバンドをやってた、

博多出身のロック男子,

佐藤良明先生のPOP文化論や、

柴田元幸先生の授業にしびれた仲間。

英文科にいるときにCDも出したり音楽活動を経て、

今は東京女子大でアメリカ文学を教えてる。

ラバーソウルの弾みかた  ビートルズと60年代文化のゆくえ (平凡社ライブラリー) Book ラバーソウルの弾みかた ビートルズと60年代文化のゆくえ (平凡社ライブラリー)

著者:佐藤 良明
販売元:平凡社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

翻訳夜話 (文春新書) Book 翻訳夜話 (文春新書)

著者:村上 春樹,柴田 元幸
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

.

12年つきあって昨年結婚したパートナーが、

来年の1月に出産予定。

さっそく来週のにんぷクラスに誘ったりして、

おせっかいやいてます(笑)。

.

もうひとりは、佐々木恭子ちゃん、

いまではすっかり有名なアナウンサーだけど、

性格のよさから、テイストのおもしろさから、

学生時代と変わってなくて。

.

恭子ちゃんの妊娠中に連絡をとりあって、

出産前に再会し、産後には、

学芸大学のマドレのクラスにも参加してくれました。

.

それでも、笑顔で生きていく。 Book それでも、笑顔で生きていく。

著者:佐々木 恭子
販売元:扶桑社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今日はそれぞれのパートナーも一緒に集合して

こうして家族が増えても会って

楽しい会話ができる幸せを かみしめながら、

自転車をこいで家に帰りました。

.

やはり、今日、旧友と話していて、

すごく、大学1,2年に関心をもっていたことって、

今の自分の原点にもなっていて。

そのころに読んだものや、体験したものが

、実は マドレボニータの産後プログラムの

土台になっていることに あらためて気づいた。

.

それは、私だけじゃなくて、

大学でアメリカ文学を教えている学而くんも、

いま学生に熱く語っているレイモンドカーヴァー論は、

卒論のときから考察していることだといっていて。

.

そういうことも、再発見しつつ、

そういう背景をリアルタイムで共有している友達がいて、

そのことを10数年たっても

安心して話題にできる嬉しさもあった。

.

これは旧友と時を経て再会したからこその大発見!

.

あと、けっこう自分でも意外だったのは、

学而くんも、恭子ちゃんも、結婚して、

やさしいパートナー&カワイイ赤ちゃんを

連れてきていたんだけど、

いまだ独身の自分をあんまりミジメにおもわなかったってこと。

ま、自分が若くして出産してるので

その点では先輩かぜ吹かしてるっていうのも

あるかもしれないけど(笑)

.

楽しい時間を過ごして、

また仕事復帰まえに会おうね、

っていう約束をして、

なんだか幸せな気持ちで自転車をこいで、

その足で、 息子がサッカーの練習をしている校庭に寄って、

校庭当番をしていたまついなつきさんとおしゃべりして、

しおくんを旅行につれてく約束とかをして、

.

あと、一緒に学年代表をしているSさんを呼び出して、

卒団の打ち合わせをしたり、

忘年会の打ち合わせをしたりして、

.

こうやって地域にも友達がいることを、

また幸せにおもって。

.

近年のコンカツブームに、

うっかり翻弄されていた自分がバカらしくなったわ。

夏になると、人間おかしくなるのか、

結婚、ほんとにここで諦めたら

一生独りなんじゃないか、 とか、

とくにこの夏は、とても焦ったりしたのですが、

.

ここ数カ月でそのビョーキも収まり(笑)、

自分は若くして結婚に失敗したけど、

子どもに恵まれたおかげで、

結婚に失敗したことも含め

たくさんの貴重な経験をさせてもらった

って 今日、心を許せる旧い友達に会って、

そういうふうに素直に思ったのでした。

.

大学生のときには、携帯もメールもなかった時代。

その時代の友人って、貴重だわ。

そして、そんな固定電話しかなかった時代の友人と

今はメールでもやりとりしてる不思議。

今日、帰って、こんなメールを出したのでした。

.

マコです。今日はとっても楽しかったです!!

旧友にこうして会って話したりできる幸せを

かみしめながら自転車こいで帰りました。

私はその足で息子の少年サッカーの校庭に行き、

団のチチハハたちと卒団の打ち合わせを

夕方4時すぎまでしてました~。

子どもができると、こうして地域に友達ができて、

旧友とも再会できて、仕事仲間にも恵まれて、

人間関係の幅が広がってホントに楽しいよね。

学而くんのお連れ合いも、恭子ちゃんのお連れ合いも、

ほんとに素敵な人で、こうして家族ぐるみで

お会いできることも、とても嬉かったです。

どうぞよろしくお伝えください。

私は若くして結婚に失敗してしまいましたが、

子どもに恵まれたおかげでここまでたくさんの

貴重な経験を積むことがができたので、

結婚は、まぁ、焦らず、欲張らず、

チャンスがあれば・・というかんじで、

肩の力をぬくことにしました。

一時期は「コンカツ」とかいう言葉に

うっかり焦りそうになったけどね。

ではでは、みんな子持ちになったところで、

またちょくちょく会いましょーね☆

|

人の尊厳を保つために必要なこと

TEDの動画は、

マドレのIT支援をしてくださってるYsnextの佐藤さんに

教えてもらいました。

私はジャクリーンさんが日本でも有名になる何年もまえに

FIGAROという雑誌で紹介されている記事を読んで

とても感銘をうけ、ずっと切り抜いて壁に貼ってました。

いまでは、その連載がもとになった本が、

Change Makerとして売られています。

チェンジメーカー~社会起業家が世の中を変える

ジャクリーンさんの話で、

貧困とは、選択の自由がないこと、というのがありました。

「お金がない」ことは、貧困の定義のうちのごく一部。

貧困によって、自尊心が奪われること、

自分の力で人生を切り開くことができるという概念が持てないこと、

というのが問題で。

そう考えると、日本でも、

子どもや夫や介護など、さまざまなことを理由に、

自分自身の選択をあきらめる人はたくさんいる。

パートナーが稼いできてくれるお金があるからこそ、

そこから抜け出せないという皮肉な現象も。

.

このジャクリーンさんのスピーチに出てくる女の子の希望は、

結婚することと、医者になること

(つまり家族をもつことと、社会において誰かの役にたてること)

この二つだった。

.

まずは、家庭を・・・とおもって、結婚したけれど、

2人目の妊娠がわかったころ夫は家出、

自分は生きてくために売春を始めて、

最初の希望からは遠ざかったかのように見えたけれど、

その後、売春をやめて、マイクロクレジットの融資を受けて、

ミシンを買い、古着のリメイクの仕事を始め、

愛する子どもたちという家族にも恵まれ、

最初の希望は形を変えて、叶ったという話。

.

ジャクリーンさんは、

マイクロクレジットによって、

貧困から抜け出すことができた人の例を

聞いてる人に伝えているために、

このスラム出身のひとりの女性の話をしているのだとおもうけど、

私は、なんだか、この話をきいて、

どんな環境においても、人間の尊厳を維持するためには、

結婚して家庭をもつだけではなく、

それに加えて、職業をもつということが大切なのではないかと、

つよくおもった。

「家のことを専業で担う」ことが、

誇り高き職業のように信じ込まされている人が、

日本にはまだまだたくさんいる。

でも、専業で家のことを担う人がいると、

一緒に暮らす人は、「家のこと」をその人にまかせて、

自分は、何もやらなくなっちゃうというリスクがある。

現に、夫の帰りは、10時過ぎ、

子どものこと、家のことは、妻がすべてやる、

という家庭はいまだに多数派だ。

しかも、それを、選択しているというよりも、

そういうものだからしょうがない、としてしまっている。

「家のこと」というのは、誰か一人が専業で担うものではなく、

そこに暮らすすべての人が、それぞれ担うのが本当なのではないか。

「暮らす」「生活する」ってそういうことなんじゃないか。

そう考えると、外でお金を稼いできてくれるお父さんを、

家でおとなしく待つ妻と子ども、

というのは、実はすごく尊厳を奪われている存在なのではないか、

とおもってしまう。

そこに、それ以外の選択を見いだせない、という意味で。

それから、子どもをいつでも自分の手元においておく、

という発想も、

「よきこと」として、正当化されがちだけれど、

その子どもから、

いろんな人に接してかかわる体験、

親以外の人から抱きしめられる体験、

他人を信頼する体験を、

奪っているということには、あまり言及されることがない。

|