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本当の充実感というのは

充実感について、

楽天ブックスのインタビューに応えて

村上龍氏が語った言葉。

30年間、小説を書いていてわかったんですけど、

ガッツポーズしたくなるような充実感って、大したことないんです。

サッカーでゴールを決めたりすれば、

そういうことになるのかもしれませんが、

何年もかけて一つのプロジェクトを終えた時は

むしろ放心状態で、わーっとなんて喜べない。

でも、それが充実感なんですよ。

充実感って、そういうことではないですか。

自分の能力をちょっとでも超えないと、

得られないものだと思うんですよ。

自分の能力を超える。

まさに、いま、マドレボニータの

産後セルフケアインストラクターを目指す人たちが

やっていること。

いや、活躍中の

産後セルフケアインストラクターも。

すでにプロフェッショナルとして活躍している

インストラクターの先生たちのほうが、

そういうことには意識的かも。

産後セルフケアインストラクターという認定資格は

試験に合格して、「わーい!」

と大喜びするような性質ものもではない。

そのあと、産後女性と赤ちゃんという、

非常に特殊な状態にある人たちに、

エクササイズやセルフケアの方法を教えるという、

大きな責任を伴う仕事が待っているのだから。

自ら志願して目指したものの、

プロフェッショナルとして仕事を遂行することは、

最初のうちは、大きなプレッシャーで。

痩せたい年頃の女性に、

やせるエクササイズを教えるのではない。

生活習慣病予防に、

有酸素運動を教えるだけではない。

出産でボロボロになった体と、

今まで経験したことのないほど不安定な心と、

人の話もろくにきけない状態にあるボーっとした頭と、

すぐに泣きだす赤ちゃんと、

そういった、デリケートなものを相手にして、

クラスをファシリテートするのだから。

でも、その成果がでたときには、

受講した本人だけでなく、

次世代を担う赤ちゃん、

それから、受講生のパートナーにも

よい影響を及ぼすことができる。

そのくらい、産後セルフケアインストラクター

というのは、やりがいのある仕事であるし、

それこそ、静かな充実感を

常に味わえる職業だとおもう。

であるからこそ、

ちょっとそこまで買い物にいくついでに

できる仕事ではない・・・。とおもう。

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